蔵元紹介Brewery
- 八丈興発は、東京から飛行機でひとっ飛びの八丈島で、本格焼酎をつくり続けている蔵元です。
代表銘柄「情け嶋」シリーズは、“島らしさ”をしっかり感じられる味わいで、多くのファンがいます。
「情け嶋」という名前は、島の民謡の一節に由来します。
“見た目は荒々しい自然が広がるけれど、訪れると人のあたたかさに触れられる”—そんな八丈島の魅力を一言で表す言葉なのです。
蔵は八丈島空港から車で数分。
目の前には太平洋、背後には八丈富士というダイナミックな景色が広がり、地下から汲み上げるやわらかい軟水が、焼酎の味わいを優しく整えてくれます。
創業は1947年。
戦後まもない時代に、小宮山善之助氏が「八丈島の魅力を全国に届けたい」という思いで立ち上げたのが八丈興発です。
最初は焼酎だけでなく、明日葉の加工や海産物の缶詰づくりなど、島の産業を盛り上げる仕事にも取り組んでいましたが、やがて焼酎造りに集中。
今では「東京の島で育った焼酎」として全国に知られる存在になりました。
実は八丈島の焼酎文化は、1853年に鹿児島からやってきた商人が島の人々に製法を伝えたことから始まったと言われます。
お米が育ちにくい伊豆諸島では、麹に“麦麹”を使うのが当たり前。
これが島焼酎の個性で、芋焼酎でも麦麹で仕込むため、香ばしさや軽やかさが加わります。
この独特の文化と製法が高く評価され、八丈興発の「情け嶋」シリーズは、国が品質を保証する「GI 東京島酒」に認定されています。これはワインでいう“産地保護”のようなもので、信頼の証です。


