蔵元紹介Brewery
- 鹿児島・吹上浜のほど近く、のどかな田園地帯に本拠を置く西酒造は、「宝山(ほうざん)」シリーズで全国に名を広めた老舗の焼酎蔵です。
創業はなんと江戸時代の1845年。
約180年ものあいだ、薩摩の風土と向き合いながら“おいしいお酒とは何か”を追い求め続けています。
現在蔵を率いるのは8代目の西 陽一郎 氏。
長い歴史を受け継ぎつつ、次の時代の酒造りにも積極的に挑戦する若き蔵元です。
この蔵が大切にしているキーワードは「一酒一魂」と「土から始まる酒造り」。
お酒の味は、畑の土や育てる人、原料の質で決まる——そう考える西酒造では、麹や酵母だけでなく、原料のサツマイモや米作りから徹底して向き合います。
特にユニークなのが、自社の農場を「屋根のない蔵」と呼び、まるで研究室のように30種類以上のサツマイモを試験栽培していること。
芋の品種ごとに香りや甘みがどう変わるのかを探り、それを焼酎造りに生かしているのです。
1〜8月は畑に向き合い、9〜12月は焼酎造りに専念する——農業と醸造を一体で考えるスタイルは、西酒造ならではの姿勢といえます。
「宝山」を名乗るお酒には、原料の栽培から醸造、熟成、最終的な品質チェックまで独自の“宝山基準”が設けられています。
この基準をすべてクリアしたものだけが瓶詰めされるため、香り・味わいの完成度が高く、国内外で評価される理由にもなっています。
全体として「素材の味を引き立てる焼酎」が多いのが西酒造の魅力。
料理と合わせると、食事の時間がぐっと楽しくなります。








